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  • 執筆者の写真zing

第25回ジャズクラパーティー『スタンダードチーム』

 『魔女のやり方』


スタンダードクラス(ジャズスタンダードを弾くクラス)は

今回リハーサルを前々日に設定した

いつもは一週間前なので

リハーサルから少し時間がある分

まだ練習に値するネタをガンガンやる時間があった


ところが今回もちろんそんな時間なんてない

中一日


逆に言うとかなり弾き込んだ状態での

リハーサル


そのせいかリハーサルでの演奏が

子供達引きこもり


要するに自分の世界で

自分の演奏のことしか

見えてない

ミスらないかな

上手く弾けるかな

ちゃんと覚えてるかな

バッキング迷わないかな

コード追っかけないと


って

独り言の頭の中


弾きたいテンポなのかも

全くわからないまま

終わる


『いらんやんリハ』


一人ドキドキ練習なら

わざわざサポートミュージシャンいらんかったやん!!!


そうじゃない!っと

その日のうちに一斉送信

一人二人では無かった

ほぼ全員ソロピアノ状態のリハ


なんのために3人トリオでリハしてるのか

ここを考えて

コミュニケーション取らないとトリオの意味はない

というヒントを

今回携わってくれた

・光岡尚紀氏

・中野圭人氏

・永田有吾氏

から頂いた


助けてもらえるし一緒に楽しめるし

何も怖いことなんてなくて

どんなことあったって

引っ張ってくれるし

背中押してくれるけど

自分がその存在を抹消してしまっては

ベーシストもドラマーも

入る隙がない


よく考えてご覧

っと魔女の口は発信した


発信して丸一日明けた

本番


何が起こったのか


180度演奏が変わった


みんな顔をあげて

必死でベーシスト ドラマーを見ている

手を見る時間が逆に隙間ぐらい


自分がどう弾いてるか



ではない

必死で食いついていってる


こんな丸一日ぐらいで

変わっていく子供達のパワーを

フルで出せたことが

今回の発表会での

大きな収穫


逆にクラシック弾く時は

完全ソロ集中


2曲を完全に弾き分けている


指導歴35年にして

初経験ぐらいの大きな収穫


先生魔女って言われるのも

心地よくさえある笑笑





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