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『全日本学生音楽コンクール』48年を経て今更の決意表明!?

  • 執筆者の写真: zing
    zing
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

ずっと足を踏み入れることに抵抗があったこのコンクール

『全日本学生音楽コンクール』


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自分の幼少期の花形舞台と思える事すらできず

“コンクールなんて、、“ と、偉そうに豪語していた


このコンクールにまず参加する事すらが高い高いハードルであったことを


今更知る


だって成長するにつれ

大馬鹿者はサボりにサボり始め

頑張らなくなった大学生時代

師匠が意を決してご自分の師匠である

金澤教授に私を預けてくれた

もちろん私の成長のために


しかし大馬鹿者はこれはサボれる😍

師匠に大学の毎週レッスンぐらいはちょっとやれば乗り切れるぐらいの力を

つけてくださったおかげで

力の使い道を間違えている

それでも成績にしたら悪くないところに入れるほど

本当に幼少の貯金だけで乗り切った

若気の至り


先日同じ金澤ピアノ塾の同窓で現在ドイツでベルリンフィルのオケのピアニストをしている(旦那様はもちろんドイツ人でベルリンフィルのビオラのトップリーダーをされてる方)子が帰省して一緒に師匠とランチをしていた時に


「あなたはどうしてこの素晴らしい先生と巡り逢えたの?」


と、唐突な質問をされ、もちろん師匠が素晴らしい人であることは身に染みて感じているつもりではあったけれど


「いとこの紹介」ぐらいの返答に


ずっとずっとあなたのその師弟関係が羨ましかったと話し始めた。

彼女はそんな師匠に幼少の頃出会えなかったと。


だから彼女は高校の時に、もう自分に才能が何のかも、、

と辞めることも考え、本気で努力どころの騒ぎではない努力を重ねて今を築いている。

それに比べて

この私。

『いとこの紹介』で終わらせていた衝撃の大馬鹿者を感じた。

あたり前にこんな弾かせてもらった幼少時代

弾けないものなんてないと思っていた。

だって師匠の真似をしていたら弾けるんだものと

そう。師匠は弾いて教える。

私より遥かに小さい手で1オクターブの連続で歌うところも弾いて指導する。

師匠は日々進化してたくさんの資料と演奏会と頭からも耳からも日々

吸収して指導する。それは80歳に近づく今でも変わることなく、永遠に進化している。


だからこの全日本ピアノコンクールという本物のコンクールにどれだけたくさんの生徒を送り込んでいるのかと

今回も色々調べてみた。

ピアニストになっている赤松林太郎氏を含め関東で活躍するメンバーもいる。


ピアニストにならなかった自分に何ができるんだろうと

長い長い年月、答えの出ないままやってきた。


ジャズももちろん楽しくて教えている

しかし相方曰く

アドリブしたり難しいことをやるのは後でもいいから

とにかく幼少の頃にテクニックをつけるべきだと

言い続けていた。その度に

「テクニックなくても音楽があれば弾けるよ」と

わかった風のセリフでイキっていた。

当たり前に弾けないものがないと思えるほど

指導してもらった幼少期を送った人間は

そこも苦労と思わず本当にアホすぎる。


学校から帰ったら寝るまで弾いていた幼少期のピアノの

大切さを

ヒシヒシと

今?!と自分のアホさを思い返すと同時に

その世界へ導いてくださった師匠へ

何が恩返しができるって

今からピアニストになります!ではなく


師匠が私にしてくださった世界観の少しでも

今子供達へ伝えなければいけない


師匠はコンクール前になると

朝ごはん昼ごはん晩御飯と3食食べさせて、

(後輩はお風呂も入っていたらしい 笑)

ピアノだけではなく生活に共にする


何より

今でも弾いて指導される

私もこの先弾いて指導でする!!!!!!!!!!!

とりあえず弾けないものがない手に戻していくのに

どれだけかかるかわかりませんが笑

師匠!!!!!!!!!!!見ててください!

先生のこの功績に恥じない指導者になります!


辻本三千代


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