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執筆者の写真zing

STEINWAY、Rhodes、HAMMOND B3、メンテナンス月間

結果的にですが、5月はギャラリーの鍵盤達のメンテナンス月間となりました。

まずはSTEINWAY

実はハンブルグで技術者によりきっちり調整された上で出荷されたはずのオリジナルのハンマーが、何らかの理由で取替えられ保管されている事が判明。

〜中略〜

二日間に渡りハンマー取替え、調整、調律をやっていただきました。


ン十年の時を経てそのハンマーと本体が合体!! なんと同じピアノとは思えぬ程に変わりました!

聞くと、ハンマーそのものは同じものだったそうですが、違いはそのハンマーでハンブルグのその技術者が調整したかどうか、、らしいのです。

松本氏はそのお弟子さん(の弟子さん?)で、師匠が調整したであろう音に戻してくださった、、というわけです。(5/4日と5/7日)

3/9〜5/7までに弾いたピアニストの皆さん、違いを実感しに来てください!


お次はRhodes

ピアノをSTEINWAYにしてから世界標準(?)の442hzで調律頂いてます。

それによりRhodesの440hzとちょっと違和感が発生し、Rhodesを442に。それに伴いピックアップや鍵盤、その他調整をTee House Musicの藤田氏にして頂きました!(5/8日)


そしてHAMMONDビンテージB3

このB3はボストンから船便で持ち帰ったものなのですが、持ち帰って初めてメンテして頂いたのがこの方でした。実に三十年ぶりの再会!それだけでも感無量ですが、、

なんとこのB3もこの御大中尾氏の手によりブリッブリの音に生まれ変わりました!凄い!(5/13日)


楽器って本当に技術者さんと共に!なんですね。しかも皆さん共通して何時間やるんですか?ってぐらい手間を惜しまず休憩もせず、楽器を最良の状態に引き上げてくださいます。

技術者が楽器のポテンシャルを引き出すことはミュージシャンのポテンシャルも引き出す事になるわけで、結果より良い音楽が生まれる!

店は楽器の状態を常に気にしておく事が大事だと改めて思いました。

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