なぜクラシックとジャズの両方を学ぶのか?(論理的ver.)
- zing
- 5月11日
- 読了時間: 3分
─ 教育的な観点から見た zing music lab のレッスン設計 ─
私たちは、キッズコースにおいて「クラシックとジャズ、両方を学ぶ」ことを必須としています。
それは単なる音楽教育の幅を広げるためではありません。
これからの時代に必要な“人間力”を育てるための必然的な構成だと考えているからです。
【クラシックが育てる力】
─「正解」に向かうプロセスの中で育まれる、集中力と自己肯定感 ─
クラシック音楽は、いわば「設計図に忠実に沿って再現する」音楽です。
楽譜という明確な指示書があり、それを正確に再現することが求められます。
このプロセスにおいて、子どもは:
• 注意深く読む力 (読譜力・読解力)
• 指先と頭の連携 (認知能力と運動スキル)
• 根気強く取り組む力 (集中力・忍耐力)
を育んでいきます。
そして、何より大きいのは「達成感」です。 「できた」「弾けた」という明確な実感は、自己肯定感を育てる確かな土台になります。
【ジャズが育てる力】
─「正解のない問い」に向き合う思考力とコミュニケーション力 ─
対してジャズは、「正解がない」音楽です。
コード進行というルールはありますが、その中でどんな音をどう選ぶかは演奏者次第。
この環境は、まさに自分で考え、判断し、表現する訓練の場となります。
• 自分のアイデアを形にする力 (創造力・決断力)
• 仲間との演奏の中で役割を理解し、即座に反応する力 (状況判断・協調性)
• セッション中の非言語コミュニケーション (傾聴力・感情の共有)
特に「今、誰が主役なのか」「自分はどうサポートするか」「この後どんな展開になりそうか」 など、リアルタイムで思考し、選択する力は、これからの社会を生きる上で極めて重要です。
【両方を学ぶ意義】
─ “正解をなぞる力” と “自分で考える力” の両立 ─
現代社会では、「正しくやる」だけでは足りず、
「正解のない状況でどう動けるか」が問われる場面が増えています。
クラシックだけでは、与えられた答えに忠実な“優等生”は育つかもしれません。
ジャズだけでは、自由すぎて基礎が身につかない可能性もあります。
両方をバランスよく学ぶことで、型を守れる柔軟さ、そして型を超える創造性が育つ。
これは、音楽に限らず、人生のあらゆる局面で活かせる“思考と行動のフレーム”です。
【まとめ】
─ 教育投資としての音楽レッスンを考えるなら─
zing music lab では、音楽を「習い事」としてだけでなく、
人間形成の一環として提供することを目指しています。
音楽が持つ情緒的な魅力はもちろん、
論理的・社会的スキルとしての価値にもご注目いただければ幸いです。
ぜひ一度、体験レッスンにお越しください。
お子さまの“これから”に、本質的な投資をしてみませんか?


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